《名古屋守山区・千種区・名東区》パラペットとは？
2023.11.28 (Tue) 更新
名古屋市守山区で屋根リフォーム・雨漏り工事を承っている、有水屋根専門店の榊原由貴です。
名古屋市守山区・名古屋市千種区・名古屋市名東区・尾張旭市を中心に、名古屋・名古屋近辺に向け、品質保証の屋根リフォーム・雨漏り工事をご提供しております！
いつも有水屋根専門店の屋根ブログをお読みくださり、誠にありがとうございます。
「パラペット」はご存知でしょうか？
あまり聞いた事ないかもしれません。
今回は【パラペット】についてお話します。
パラペットとは？
パラペットとは、屋根の外周部に立ち上がった壁のことで、高さ10～150㎝と幅があり、用途によって異なります。
パラペットが設置されるのは、マンションやアパートなどでみられる鉄筋や鉄骨の建物に採用される陸屋根やあまり傾斜がない屋根になります。
また、パラペットの最上部である天板(手すり)部分に被せられているものを「笠木」、笠木の下の部分にある壁を「胸壁」、パラペットの内側につけられた雨樋を「内樋」とパラペット周辺のものにも名称があります。
パラペットは、壁からの雨漏りを防ぐ役割があります！
陸屋根に降った雨は、排水ドレンから樋へ流れる仕組みになっています。
パラペットがないと雨はそのまま屋根から壁に伝わってしまい、壁の雨掛かり量が屋根分増えてしまう分雨漏りがしやすくなります(>_<)
パラペットのメリット・デメリット
メリット
転落防止
パラペットは建物の平らな屋上やバルコニーなどの外周部に設置されるため、人や物が転落するのを防止します！
屋根の定期点検や掃除が簡単に行うことができます。
防水層形成
フラットな陸屋根を採用したキューブ型住宅やマンション、アパートなどは、傾斜のある屋根の建物よりも雨漏り対策が重要になります！
陸屋根の表面は防水層によって雨漏りを防いでいますが、パラペットを設置することにより、壁と屋根の接合部の防水性を向上することができます(*^_^*)
そのため、屋上の防水層を形成するためには、パラペットの立ち上がりが必要になるでしょう。
外観のデザイン性の向上
パラペットがあると、家屋の縦に伸びるデザインが強調され、生活感のないスタイリッシュな外観にすることができます。
また、店舗などの場合、外壁に看板などを取り付けも出来ますが、パラペットにも取り付けることが可能になります！
デメリット
笠木からの雨漏り
パラペットの笠木は雨水が浸入しやすく、雨漏りが発生しやすい危険箇所になります！
豪雨や台風などの強雨時、下から吹き上げてくる雨水や横から伝わる雨水が天板の隙間に浸水したりします。
こまめなメンテナンスが必要
パラペットにある立ち上がり部分と屋根スラブの接合部分を「箱樋」といいます。
その箱樋部分に屋上の雨水や落ち葉などのゴミを集めるため、劣化しやすくなっています。
また、内樋の中に落ち葉などが詰まって雨水があふれてしまうと、雨漏りの原因になることがあります(+_+)
以上でパラペットについて紹介しました！
パラペットが自宅等にあり、メンテナンスが必要かな？と思われた方、一度有水屋根専門店にご相談下さいませ(*^_^*)
本日も名古屋市守山区・名古屋市千種区・名古屋市名東区・尾張旭市 有水屋根専門店の屋根ブログをお読みくださり、誠にありがとございました(❀ᴗ͈ˬᴗ͈) ⁾⁾
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